VALET
711T
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取り付けたキーレスエントリは、DEI社のVALET711T。 YahooAuctionで約8000円のものでしたが、リレーを5個内臓しており、結構機能もあり、キーレスとしては、十分で、お買い得です。もちろん新品です。
ロック、アンロック、チャンネル2、チャンネル3、パニック機能、簡易セキュリティ、スイッチ、機能のカスタマイズ
キーレスでロックすると、付属のLEDが点滅します。盗難防止になります。また、キーレスで解除しないと、IGでライト点滅、ホーンがなります。(簡易セキュリティ) |
動作概要
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711Tの機能のうち、以下の機能を使うことにしました。
デフォルトでのボタン機能は、ボタンTでロックアン/ロックのトグル動作でしたが、誤動作を避けるため変えました。(マニュアルによるとOEM仕様との事)2001/7
機能 |
ボタン |
動作内容 |
ロック |
T |
ロックします。 |
アンロック |
U |
アンロックします。 |
パニック |
T
長押し |
長く押すとライトフラッシュが30秒点滅します。
駐車場などで車の位置がわからなくなった時など有効です。 |
チャンネル2 |
U
長押し |
車がいかなる状態でも、ダブルロックがかかります。
このダブルロックは、E36の機能で、室内のドアピンを上げてロック解除しようとしてもできません。 |
チャンネル3 |
T+U |
未使用 |
簡易セキュリティ |
なし |
711Tでロック後、解除せずにエンジンをかけるとパニックモードになります。 |
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回路概要
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E36のドアロックモジュールの線を調査しました。 Haynesの整備マニュアルに正しい配線図が載ってました。他の車やE36でも後期モデルでは、711Tの改造もいらず、もっと簡単のようです。
ドアパネルなどから来るLock線、Unlock線は、運転席、助手席、トランクの3組あり、ダブルロック線は、運転席のみから来ます。これらの信号線は、ドアピンを上下したり、キーを回したりすると、以下のような状態になり、ドアロックモジュールのコンピュータがその状態を判断して、ロックリレーを動作しているようです。
E36の状況
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色 |
Unlock時 |
Lock時 |
ダブルロック時 |
Lock線 |
白・黒 |
Open |
+12V |
関係なし |
UnLock線 |
白・緑 |
+12V |
Open |
関係なし |
ダブルロック線 |
白・赤 |
Open |
Open |
+12V |
接 続
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色 |
処置 |
電源 |
赤・緑 |
コンスタントパワーへ接続 |
アース |
ボディ |
グラウンドへ接続 |
パワーウインドウ電源 |
? |
IGへ接続 |
ハザード |
茶・青 |
ライトフラッシュ(-200mA)へ接続 |
ダブルロック |
白・赤 |
チャンネル2へ接続 |
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未接続 |
ホーン |
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未接続 |
ドームライト |
1.Unlock時からLockするとき、Unlock線をOpenにして、Lock線を+12にします。
2.Lock時からUnlockするとき、Lock線をOpenにして、Unock線を+12にします。
3.ダブルロックは、単純に+12にするとOKでした。チャンネル2を使います。
4.ライトフラッシュは、ハザードに接続しました。
5.ホーンは、今回使いませんでした。(E36では、リレーが必要でしょう。IGが入っていないときは、ホーンが鳴らない?)
6.ドームライトも使いません。E36には、ドアをあけるとルームランプが点灯します。
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改造後の711T
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改造後の711Tです。リレーを2個増設して、Lock時、Unlock線をOpenにできるようにしました。逆も。 回路図
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実装
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助手席側のグローブブックスをはずし、右下にあるABSユニットをはずし、ドアロックモジュールをはずしました。黒い箱がそれです。
線を引き出し、タグをつけておきました。
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711T本体(左上)は、両面テープで空いている棚に取付、線をはい回しました。よく見えませんが、ABSユニットの向こう側にドアロックモジュールが付いています。 |
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付属のLEDとモード設定用SWをセンターコンソールに出しました。
ハザードのスイッチも引き出し、線をつなぎました。 |